事例紹介

用途別(レベル計)

界面・泡

化学・石油、素材、食品などの製造プロセスでは、水と油等の界面測定や、泡の測定が必要になる場合があります。但し、界面や泡も様々な物性や環境があり、その液種や環境に合わせた製品選定が必要になります。

ヤマデン君のコメント

界面や泡についても様々な性質・性状の液体についての対応が可能です!

界面検出・界面計測


ご要望:下記の2つの液体の界面を検出したい
(油+水、溶剤+水、ガソリン+水、ポリマー・モノマー等)
フロート式では2液の上層しか検出することができません。また、フロートの比重を変えるなど特別な対応が必要になります。


2液の電気特性の差異を利用する事で比誘電率の低い液を無視します。
つまり2液の上層(絶縁性液体)を無視して下層(導電性液体)のみを計測することで2液の界面を検出することができます。
界面については、ポイントの検出(レベルスイッチ)と連続での計測(レベルメータ)の両方が可能です。

推奨製品
泡検出・泡無視液面検出


ご要望:タンク内で発生する泡を検出もしくは泡を無視して液面のみ検出したい
フロート式では泡を検出できず、泡がオーバーフローすることがありました。
超音波式では泡が発生すると超音波が乱反射してしまい測定不能になります。


静電容量式では電気特性の差異を利用する事で、泡の検出もしくは泡を無視して液面のみ検出することできます。
他方式では検出できなかった泡を正確に検知し、オーバーフロー防止などでご使用頂いております。
また泡を無視することで実液のみを検出することも可能ですので、泡を無視したいというユーザー様にもご使用頂いております。

推奨製品
泡の層の計測


大手メーカーA工場のご担当者様から「製造工程上の化学反応で発生する泡の厚み・レベルを測定したい。なにか良いものが無いだろうか?」とのご連絡をいただきました。そこで、弊社の方で検討した結果、静電容量式のレベル計測のご提案をさせていただきました。


実際にタンクに静電容量式レベル計を設置してみた結果、泡計測ができ、問題を解決することができました。

推奨製品
泡無視の液面計測


ご要望:センサ電極に付着する泡または付着性液体を無視して液面のみ計測したい。
従来の静電容量式レベル計や他方式のレベル計では、センサ電極に泡や付着性液体が付着すると、付着分の泡を誤計測して実際の液面を正しく計測出来ない場合があります。


弊社の付着キャンセル型の静電容量式レベル計では、センサ電極に付着した泡や付着性液体を無視して、実液のみを計測することができます(下記の動画③もご参照下さい)。本製品は、プロセス中に発生する泡を無視したいというユーザー様にご使用頂いております

推奨製品
逆界面のレベル計測


ご要望:通常の界面は比重の関係から「絶縁性液体の油が上の層になり水が下の層」になりますが、クロロホルムという比重の大きい溶剤を使用している為に、水が上の層になり、溶剤(絶縁性液体)が下の層になります。
このような場合でも2層の界面計測は可能でしょうか?


通常の界面とは逆で、上層が水(導電性液体)で下層が溶剤(絶縁性液体)の界面を「逆界面」と呼んでいます。弊社の静電容量式レベル計(特殊タイプ)では、下層(絶縁性液体)を無視して、上層(導電性液体)のみを計測することで、2液の界面を計測することが可能です。
※逆界面の計測は仕様を確認後、特殊電極等を使用する必要がございます。

推奨製品
動画①

※界面の検出・計測にも対応します!



動画②

※泡の検出、泡を無視した検出にも対応します!



動画③

※センサ電極に付着した泡を無視して計測します!



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